白石康次郎、Spirit of Yukoh号リタイア―。
12月4日
12月4日UTC:0240,白石康次郎とSpirit of Yukoh号は陸上のチームに連絡をしてきて、ディスマスト(マストガが折れた)したといってきました。Spirit of Yukoh号は穏やかな風20ノットの中で帆走していました。白石康次郎は艇の中にいてマストが折れる音を、およそUTC:02:30に聞きました。
白石康次郎はそれまでに、壊れたマストの部品を成功裏に取り換えていました。白石康次郎と彼のチームはこのダメージは修復不可能で、この状態で彼にレースを続けさせるのは危険だという結論に達しました。彼はレースからの棄権をUTC:08:30に決意しました。彼はいま安全にケープタウンに向かっています。彼のすべてのこのプロジェクトのスポンサーはこの事故で彼にけががなかったことに救われたといっています。彼らはみんな白石康次郎の次回の冒険を支えることを楽しみにしています。
白石康次郎の話:
「UTC:03:30に、私はボートの中でマストが折れる音を聞きました。すぐに外に飛び出ました。そしてダメージを調べました。マストは2番目のスプレダーのところで半分に折れていました。私は折れた部分を切りはなすことができましたが、再度整理するために登らなければなりません。ディスマストしたこの時、風は20ノットでした。私は大丈夫です。なんの支援も入りません。私はケープタウンに向かいます。この冒険をサポートしていただいたみなさんに申し訳なく思います。特にスポンサーに方々の温かい支援に感謝します。」
翻訳:Watson Courtier
as of Dec.4 2016.