58日目、Enda O'Coineen艇がデスマスト:1月1日

Day58:Enda O'Coineen's boat dismasted.

English Original

58日目、さいころの目が変わった。

Enda O'Coineen艇はデスマスト。

1月1日2017年

 

不幸にも、アイルランド人スキッパー、Enda O'Coineenに単独世界一周レース、バンディグローブの早すぎる終わりがやってきました。突然の予期しない35ノットの強風で、彼の自動操縦装置に大きな負荷がかかり、その結果2回の無理な回頭がおこり、マストを支えるバックステイ(鋼線)が瞬時に切れました。

 

瞬時にKilcullen Voyager-Team Ireland号のマストが折れてボートの脇に落ちました。

彼のセーリングと冒険の人生の最高峰を表す有名な世界一周レースの15位に位置していた O'Coineenはニュージーランドの最南端、Stewart島の風下に隠れている間に、連続した必要な修理を24時間前に完了させていました。皮肉にも彼のマストが倒れるわずか2時間前に、彼はリスクに対する彼の自然の感性を再設定することを約束する新年のビデオを作成していました。

 

O'Coineenはこの、主に自動操縦装置とコンピュータの効果的な修理と、彼の経験とインド洋での安定した速力のおかげで実際にうまくいっていました。彼は今日、彼が誤解していたことと、彼の失望について語りました。彼自身は世界一周レースの後半に入っていい具合だと感じていたことから、それを全く深くつらく感じました:

 

「私は打ちのめされました。物事は極めてうまくいっていました、」とO'Coineenは言いました、「私はいい具合でした。このことが起こって、それは私たちがなんでも処理できると感じることとは程遠いことでした。動きを全て伝える自動操舵装置のちょっとした故障だけはありました。私は責任を受け止めなければなりません。何が起こったのだ、なにが。。」

 

バンディグローブの期間中、ホーン岬まで5000マイルを航海して、O'Coineen、60歳は、マストが折れた時、Dunedinの南東200マイル弱の地点にまで無事に到達していました。彼は切り離すことで装備を守りましたが、ブームとマストの他の部品を残すことができなかった、そして、限られたジュリーリグの選択肢だけが残ったと報告してきました。彼はゆっくりと追い風でこの日曜日の午後にニュージーランドへと向かっています。

 

「さいころを振ってくれないか、」 彼は新年の挨拶で、事故の説明の前書きをした後パリのレース本部に話しました。「私は少し注意不足でした。20~25ノットの風の中にいてひどい35ノットのスコールが通り過ぎました、そして、修理した自動操舵装置がちょうど調子がよくありませんでした。私は予期せぬ回頭をして、そして戻し回頭をしました。ボートはコントロールを失い、正常なランナー(張り)を失い、そしてマストがポキンと折れました。私は笑うしかありませんでした、なぜなら、泣けなかったからです。マストはきれいにデッキの上に落ちました。事実、それは無傷でした。しかしすべての艤装は外れていました。私は艤装を維持しようとするか、船体をまもろうとするのか、難しい決断を迫られました。

 

O'Coineenの人間性、哲学、そして人生観よりも大きな、彼の大きい情熱的な心を包み隠さずに示すことが大好きな彼の気持ちはこのバンディグローブの残った数週間で失われようとしています。

 

「さて、冷静で理性的にならなければなりません。この種のセーリングはハラハラするような生活をします。そして人が言うようにもしハラハラするような生活をするなら、十分な余裕を持ちなさい、というような生活を57日間しました。。私は崖淵でも十分な余裕を持っていました。」

 

「皮肉にも私は新年の挨拶を自分でちょうどしたところでした。小さいシャンペンボトルでお祝いをしました。別の私が私に何が私の新年の決意か聞きました。そして私の新年の決意は自分の人生にリスクを少なくすることでした。私は大きなリスクを取ってきました。リスクはこのボートを買うために十分なお金を作り、夢を追求し、冒険を追求することを可能にしました。奇妙なことに、わずか2時間前に、私はリスクを減らすことを誓約するビデオを撮っていました。そして今です。リスクは4文字の単語です。英語の4文字の多くの意味を持つ単語です。」

 

8週間前に、29隻がレ・サーブル・ド・オロヌ港を11月6日に出発して、今レースをしているのは18隻です。先頭での競争はArmel Le Cleac'hがUTC:14:00で24時間で43マイル走り、Alex Thomson (Hugo Boss号)は左舷から向かい風を受けてタイムを最小にする方法を探しています。なぜなら彼は持ち上げけん引する力を与えるフォイルを失っているからです。2隻が風上に東からの貿易風、とはいえ10-12ノットの微風ですが、を探して航海しているように、それは彼らの北、およそ300マイル風上で発見されることになります。Thomsonはおそらく彼のライバルを数マイル縮めることができるでしょう。それは高気圧が彼らの東から南へ移動し、そのためにもっと役に立つ東からの風を進路上にもたらすからです。

 

2015年、バルセロナ世界レースを通じて、彼らはNandeor FaのSpirit of Hungary号の船友達、共同スキッパーでした。今日、若いニュージーランド人のConrad Colman は未だにNandeor Fa号にどんどん迫っています。なぜならハンガリー人のスキッパーは彼の行く先を邪魔している高気圧の尾根に捕まっているからです。288マイル後ろにいるConrad Colmanが前に向かって11.3ノットであるのに対し、Faは10ノット以下です。

Nandor Faの妹、Lili Faは競争についてバンディグローブ・ライブ放送で今日話しました:

「Conradは家族のようなものです。彼の奥さん、Claraはいつも私たちと交際をしています。Nandor はConradのことを大変に気遣って、いつも彼のことを話しています。彼らは特別に結ばれています、しかし、二人ともレーサーです、そして、お互いに競争したいと思っています。」

 

翻訳:Watson Courtier

as of Jan.3 2017.