先頭は太平洋に入る

Leaders Knocking at the door to the Pacific


English Original

Thomas Ruyantレースに復帰

先頭は太平洋に入りました。他の艇は修復モードです。

12月8日

 

先頭のArmel Le Cleac'h と Alex Thomsonは今朝144マイル離れていますが、今日遅く太平洋に入ります。単独無寄港世界一周ヨットレースがレ・サーブル・ド・オロヌ港をスタートして以来、わずか32日です。ペースメーカーの2隻が早さを保っている一方で、争っている他の22人のスキッパーたちは修復モードか、重大な問題を解決してレースに残っています。

 

フランス人スキッパーのRomain Attanasioは、昨夜およそUTC:18:00、ケープタウンに近いシモンズタウンのシモンズ湾に停泊しました。そこで彼は舵を直す予定です。彼は壊れた舵板の一つを予備板と交換し、先端が飛んだ別の舵を少し直す前に睡眠を取ることを計画しています。

 

Eric BellionとThomas Ruyantは昨日完璧に修理を終わってレースに復帰しました。それは彼らのバンディグローブへの夢を復活させました。Ruyantは彼のバラストタンクの窓鏡部分を修理し、今朝15ノットを出しました。16位のBellionは、昨日修理に12時間を費やしました。Ruyantは今朝説明しました:「実際、船底でダメージを受けたのはバラストタンクの水中窓でした。それは艇が波の上に衝撃を受けて落ちた時に裂け目が入っていました。8インチの水柱が出ました。なので素早く処置する必要がありました。

私は回頭し、ヘッドセールを巻き取り、ダメージの具合を調べ、自分の作業ズボンでそれをふさぎ、止めました。それから、私は内側から気泡とカーボンシールを使ってそれを埋めました。それは効果があったように見えました。もはや役に立たないのは左舷側の取り入れ口でした。それが起こった時、私はこれで終わりだと思いました。エンジンは影響を受けませんでした。そして私は2度目のスタートをやっとのことですることができました。このことすべてをするのに一日を無駄にしました。修理それ自体が8時間かかりました。」

 

日本人セーラー、白石康次郎(スピリット・オブ・ユーコー号)は水曜日午後にケープタウンに到着しました。一方で依然大西洋にいる最後尾の2隻の競争者はこの週末早く、インド洋に入ることが予想されています。

 

 ひどい歓迎の太平洋

Le Cleac'h と Thomsonは明日、ひどい太平洋の歓迎である強風の時間に直面します。そして、それからニュージーランドの南に48時間以内に到達してしまいます。彼らは右舷回頭して南西からの風を受けています、そしてイギリス人スキッパーはフランス人のライバルよりも著しく遅くなった時期を過ごしました。今朝、Thomsonは2から3ノット遅くなっています。3位のSMAのPaul Meilhatは1100マイル後ろにいます、彼は今朝リーウイン岬を通過します。34歳の年取った新人は、Francois Gabartがかつて乗って優勝した前のMACIF号の重要な責任を立派に果たしているように見えます。そして、彼はコース上の2番目の偉大な岬を通過するまでおよそあと5時間です。そして、4位のJermie Beyouにおよそ155マイル先行しています。7位のJean Le Cam (Finistere Mer Vent号)は、今Jean Pierre Dickの後ろ400マイルですが、前を抜く優位性を持っているので、先頭を高速で移動している集団との距離を詰める可能性を持っています。

 

第8回バンディグローブからすでにリタイアをしたスキッパー達

・11月19日:未確認物体と衝突後、ポルトガル沖でキールに損傷を受けた、Bertrand de Brocは彼のMACSF号を修理のためにFernando de Noronha島に停泊しました。しかし、最終的に棄権せざるを得なくなりました。Bartrandは昨日ブルターニューのロリアンに帰りつきました。

・11月22日:Vincent Riou (PRB号)は、唯一の前回の優勝者ですが、何かがキールに衝突し損傷を受けて、リタイア―を宣言しました。彼はケープタウンに向かい、そして12月3日土曜日に母港へ向けて出航しました。

・11月24日:Morgan Lagraviere (Safran号)は未確認物体に衝突し舵の一つに損傷を負い、リタイア―してケープタウンに向かいました。

・11月28日:Tanguy de Lamotte(Initiatives Coeur号)は正式にリタイアしました。2週間早い11月13日、Tanguyはマストが折れたあと、ガーボベルデ諸島で修理をすることを発表しました。16日、彼はレ・サーブル・ド・オロヌ港へ向かわざるを得なくなりました。

・12月4日:白石康次郎のスピリット・オブ・ユーコー号のマストがステイセール部分の上から折れました。日本人セーラーはケープタウンへ向かい、明日到着します。

・12月5日:Sebastien Jossehは大波に乗って打ち付けられた後に、彼のフォイルに損傷を受けました。彼は修理をしてレースを続けようとしましたが、昨日敗北を認めざるを得なくなりました。

・12月6日:Kito de Pavantは未確認物体と強烈な衝突を起こし、彼のBastide Otio号のキールの覆いに損傷を受けました。それは水漏れを引き起こしました。レースからリタイアせざるを得なくなり、Kitoは火曜日の夜、Marion Dufresne号によって救助されました。

 

つぶやき

Alan Roura(La Fabrique号):

「複雑な夜でした。特に早くに、すごい風が起こりました。私は転がり、ボートは打ち付けられました。天地がひっくり返ったかと思いました。私は自分の骨盤をしこたま打ちました。しかし、今は良くなりました。私たちは毎日、いい天気、嵐、そして灰色の空の間で行ったり来たりしているように思います。慣れるには時間がいります。実際には、状況があまりに厳しいと、面倒で、同時にあきら目がおこります。しかし、ボートもセーラーも元気です。」

 

Enda O Coineen (Kilcullen Voyager Team Ireland号):

「咆哮する南緯40度とはよく言ったものです。それは咆哮しています。私は12時間小休止し、太陽が出、風はただ20ノットになりました。しかし、再び30ノット以上の強風に変わりました。終わりがないように見えます。風が北風になってから一つだけ心配は、氷の進入禁止区域を避ける海域を外れる可能性があるということです。冷たい寒い風はまた情け容赦ありません。デッキ上では走っている何ものも見えない、または何に突っ込むのかわからない、という心配があります。レーダードームと反射映像を失っています。」

 

翻訳:Watson Courtier

as of Dec.20 2016.