Le Cleac'h完璧なフォイル状態でリードを広げる

Le Creac'h expand lead with perfect foils


English Original

Le Creac'h (Banque PopulaireⅧ号)は、完全なフォイルのコンディションによって、そのリードを広げています。

11月28日

 

Armel Le Cleac'hは昨日Alex Tomsonからバンディグローブの1位を奪取してから、少しづつ引き離し始めました。過去24時間で、Banque Populaire Ⅷ号のスキッパーはThomsonのHugo Boss号の12マイル後ろだったのが、31マイル前に出ました。

 

ブルターニュのセーラー、Le Cleac'h、過去2回バンディグローブの大会に出場したこのセーラーは、昨日UTC:05:00以来、Thomsonが423マイルの帆走しかできなかったのに対し、467マイルを走破しました。そして、昨晩以来、彼はイギリス人のスキッパーより平均2~3ノット早いスピードでした。このスピードの差は、両者が左舷からの風を受けて帆走しているからです。その意味は、Thomsonはダメージを受けた右舷側のフォイルを使えないからです。しかしながら、Le Cleac'hは何といっても無傷のフォイルを残しています。そしてUTC:05:00には船隊の中で、正規のフォイルのコンディションを提供する北からの20ノットの風を受けて、最も早い22ノットのボートになっていました。先頭を行く2隻のペアーは48時間以内にケルグレン島の北を通過するに違いありません。その地点までに、Le Cleac'hはもっと差を広げていることでしょう。

 

Edmond deRothschild号のSebastien Josseは今朝、21ノット以上で東へ向けて帆走しています。しかし、2つの天気が移り変わるために犠牲にした500マイルの遅れを持っています。「それは非常に長い時間です、天気の移り変わるのは簡単ではありませんでした。」彼は言いました、「私はこの週末、壁にぶつかりました。そこは風がありませんでした。しかし、昨日の夕方から再び吹きだしました。今はいいように見えます。今、私は別の天気の変化をこの先に見ています。この2~3日はいい進捗を得ることができるでしょう、そう悪くはありません。」 一方で、今もって先頭に付き従っている、Josseは彼の肩越しに2人のスキッパーが彼の後ろに迫ってて来るのを見ています。Paul Meilhat (SMA号) とJeremie Beyou (Maitre CoQ号)です。Maitre CoQ号の衛星通信装置の故障で天気情報が得られなかったにもかかわらず、5位のBeyouは過去24時間で470マイルを走りました。船隊の中で最高でした。

 

一方で、およそ3500マイル先頭集団から遅れて、スキッパー達の主要な集団が今もってセントヘレナ高気圧の5ノットしかない変わりやすい風につかまっています。それは最も西にいるスキッパー達、Alan Roura, Enda O'Coineen、そしてPieter Heeremaに望みを与えました。彼らは南へ広がった高気圧帯によって船団を追い抜くことができるかもしれません。Conrad ColmanはForesight Natural Energy号に乗って15位ですが、彼は、先でコース上に強い風が吹き下ろしてくるのを夢見ている、といいました。「私は南大西洋低気圧をつかまえることに焦点を当てています、」と彼は言いました。「私は高気圧と軽風に飽き飽きしています。」

 

Tunguy de Lamotteは公式にバンディグローブからリタイア―(棄権)しました。それはレ・サーブル・ド・オロヌのNouch Sudブイを通過したUTC:00:50でした。彼の陸のチームは今、Initiatives Coeur号に乗り移って、彼らは真昼の満潮を狙ってレースの母港へ入ろうとしています。有名な玄関口である水路に入る優先権を持って、de Lamotteは航路を進みました。それは、彼が支援する、心臓病の子供たちのためにお金を集める慈善事業への共感とともにレース航路の心臓部の上にいるのだということを表しています。

 

引用

 Sebastien Josse (Edmond de Rothschild号):{私は、多くの鳥、海燕、アホウドリ、が飛び回っている中で、平均20ノットで帆走をしています。穏やかなインド洋への入域です。私は少しボートをきれいにしました。今、私は別の天気の変化を先に求めています。2~3日はいい進展がありそうです。そんなに悪くはないでしょう。」

 

Conrad Colman (Foresight Natural Energy号):「今、私はわずか6ノットの風を受けています。難しい日です。抜け出るのはさらに200マイル南です、今週は複雑になったスタートの始まりです。私は白石康次郎と交差しました。私たちは話をし、写真を取りました。私はNador Faとも多く話をしました。彼とはバルセロナ・ワールドレースでレースをしました、そして私たちはお互いに少しからかい合いました。私たちのグループでは、Fabrice Amedeo, Louis Burton, その他で、いい小さな競争があります。そしてそれはお互いに対してレースへの士気を大いに高めています。今、私は南太平洋低気圧をつかまえることに焦点を定めています。私がバンディグローブで、強い風、厳しい気候、それを難なくやれると思って夢見ていたのは南氷洋です。そこに至るまで待ちきれません。」

 

Enda O'Coineen (Kilcullen Voyager Team Ireland号)彼の昨晩のメッセージ:「予期した風の変化が起こったのは突然の目覚まし電話の様でした。暖かい北西の9ノットの風から冷たい南西の20ノットの風に変わりました。もうこれ以上南太平洋で穏やかなお話をする住民でいるのは嫌です。武器を持つ呼びかけです。カーボン製のボートがバンバンと打ち付けられ、ガタガタと鳴り、再び洗濯機の中で回されているようになりました。ブラジルから延びる停滞寒冷前線をやり抜けながら、私は今、西にいる船団の中の先頭に立っています。そして望みは計算されたリスクの中で氷の地帯と暴風圏にできるだけ早く入ることです。他の目覚ましは海の中の真ん中の予期しない陸への上陸です。私はもう少しで沿岸から600マイルのブラジルの大西洋の島「マーテイン・バズ島」に乗り上げるところでした。私は、水平線に壮大に上がってきた、大きな620メートルの山があり10キロメートル四方のトリニダード島のわずか2マイル沖合を通過しました。午後のうちに、私はエンジンカバーを開けて、もう少しであふれそうになっているエンジンの底を見ようとしました。エンジンと電気ポンプは作動せず、そこで私は40分間、すべての水を手動で汲み出しました。数日間チェックしないでほっておいたため、私はエンジンとバッテリーを水流発電機につながる充電する有効な手段を失うところでした。私は水はバラストタンクの水が漏れていたと考えています。他の問題は明日処理します。」

 

翻訳:Watson Courtier

as of Dec.1 2016.