Bertrand de Broc は棄権せざるを得なくなりました。

11月19日

ポルトガルの沖でレース早々に経験した衝突のため、フェルナンド・デ・ノローニャ島(ブラジル領：ブラジル沖500キロにある）に向かい、船体に何が起こったのか調べるため、2度の潜水調査をした、MACSF号のスキッパー、Bertrand de Brocはチームマネージャー、Marc Guillemotの助言を受けて、今夕レースからの棄権を決定しました。

Bertrand de Brocは昨日の夕方,フェルナンド・デ・ノローニャ島へ船体の検査のために向かうことを決定しました。技術者の助言を受けたのち、Bertrandは彼の4回目のバンディグローブからリタイア―せざるを得なくなりました。事実、船体の大きな部分がレースを続けるのは不可能なダメージを受けていました。ダメージを受けた船体からくる、耳をつんざくような音は、耳栓を付けていたとしてもスキッパーにとっては大変な負担になります。この決定は、成功したスキッパーとそのチームに取ってこの決定は非常に困難なものでした。彼はこの単独世界一周レースを続けることができるように最大限のことをしてきました。この状態で南氷洋に突っ込むのは、きわめて危険だとBertrandは知っています。それゆえに、非常に不本意だとしても、賢明な判断が下されました。「この決定は非常に耐えがたい。いつかスキッパーの経歴に跳ね返ることがあるかもしれない、しかし、せざるを得ない。不本意ですが。しかし、この状態で南氷洋へ入っていくのは無理だ。」Bertrand de Brocは説明しました。

MACSFグループの社長、Philippe Eveilleau博士はこの困難な決定を受け入れました、そして健康のプロとしてスポンサーをしたこのボートのスキッパーを支援したいと思っています。「Bertrand de Brocは彼の伝説を高めました、そして何事も継続だということを示しました。もし彼がこの航海を完走しなくても、これは素晴らしい冒険でした。そして私たちは彼の勇気と頑張りを祝福したいと思います。MACSFのみんなを代表して、私たちは私たちをバンディグローブとともにこの物語に乗せてくれたことに対して感謝の意を表します。」

翻訳：Watson Courtie

as of Nov.20 2016.