レ・クリーチ棄権

昨日(５月３０日）のUTCおよそ１０時ごろに発生した未確認物体との衝突の後、アルメル・レ・クリーチは彼のIMOCA60艇、バンク・デ・ポピュラリエールをロードアイランドのニューポートへ向かわせ、彼の地上チームと合流して修理をすることを決断しました。

昨日の午後遅く、ニューポートの造船所に到着して以来、レ・クリーチと彼のチームは状況を調べました。安全のためと、一つには性能のために、チームはニューヨーク・バンディーレースを棄権する決定をしました。

レ・クリーチ、最近のトランサット・ベーカリー大西洋横断レースの優勝者は明らかに落胆した様子でしたが、彼の続いて行われる究極的な目標、バンデグローブ参加の地位は失っていません。

「フォイルは、今もそして先の修理をしても、二度と使い物になりません。帆を降ろすのは理にかなっています。フォイルケースが物語っています。」

「私たちは水曜日中に出港したいと思っています。レースは棄権することが望ましいと思います。なぜならば、現在の予報で横断をする場合にほとんど当てはまる、スターボードタック（右舷から風を受けて帆走すること）で良い性能を出せません。また、水曜日に出港するということは、1000マイル以上先頭から離れ、もっと良くない天候の中で出るということです。」

「チームバンク・デ・ポピュラリエールの2人の優れたメンバーが、現況でいくつかの技術的な点で作業可能なように私に随行します。このことは経験ということと、ボートの安定性を向上させるということで有益なことになるでしょう。」

「私たちはバンデグローブを準備する体制に変わりありません。そして必ず来週ロリアンに到着します。」

Translated by Watson Courtier. on July 15. 2016.