6月7日フィニッシュ間近。

２日前、ポール・メイルハット（SMA)は先頭から４００マイル遅れていました。今は１６０マイルです。真ん中の集団の戦いで、ビンセント・リオウ（PRB) は白石康次郎（Spirit of Yukoh）を抜いて６位になりました。そして、わずか１２マイル先にいるタングイ・デ・ラモッティ（イニティアテブス・コエール）を抜こうとしています。白石康次郎は別の優先順を持っています。なぜなら彼はバンデグローブへの参加資格を取るためにフィニッシュする必要があるのです。そして今船酔いからも開放されています。

「私は、船酔いも治り絶好調です。」白石康次郎は書いています。「私はスタートから１週間は体の調子がよくありませんでした。しかし、今は船上での食べ物とセーリングを楽しみ始めています。戦術的には、私はコード０のセールを持っていませんので、風が弱い時に前に向かうのはすこしきついです。向かい風では、J１セールしかありません。そうですね、私はIMOCAのトップの競争相手達に対して挑戦できたことを喜ぶとともに誇りに思っています。私は、この素晴らしいレースに挑戦するために日本から来たことは全く価値があったと書いています。」

幸運にも、彼に取ってこの真ん中のグループは８~15ノットの北東から吹く向かい風の中でフィニッシュするだろうと予想されています。そのため彼の J1 は役に立つに違いありません。

Translated by Watson Courtier.　on July 15. 2016