English Original
Bluffの港に向かうRuyantを救助
12月20日
今朝ちょうどUTC:10:30前に、かなりひどく傷ついたIMOCA艇、Le Souffle du Nord 号のThomas Ruyantは、排水ポンプを装備した2人の技術専門家が乗り移った時、何度も救助を頼むとつぶやきました。
彼のIMOCA艇の船首部分は海水があふれ、そして、船尾は水に浸かっていない状態で、ボートは制御を失って、何度も安定を失い、縦揺れしている中で、彼はボートを安全にしようと何時間かはっきりしない時間を格闘して過ごしました。大海の中で、55ノット以上で吹き荒れ、打ち付ける風の中で、Ruyant はボートを棄てなければならない完全な瀬戸際だと何度も考えました。そして救援計画を始めなければならない、と思いました。フランスの北東部出身の初めてバンディグローブに参加した勇壮に苦闘する35歳は、彼の艇に相当な構造上の損傷を与えられて、最善の可能な結果にたどり着こうとしました。UTC:15:30に2人の専門家が乗り移って排水を始めた時、Le Souffle du Nord号はニュージーランドの南島の最も南の町、Haven of Bluff から25マイル、またはおよそ4時間のところにいました。Ruyantは、土曜日の夜17ノットで走っていた時、それは輸送用コンテナーだったと信じている、固い物体に衝突した後、2つに割れて傷ついた彼の艇で220マイル以上もかろうじて進んできました。
「数時間前、私のすばらしいボートも全て終わった、と私は思った、」と今朝Ruyantは彼のチームに言ってきました、「私はもはや45ノットの強風の中には向かえない。救助してもらうビーコンのボタンを押そうと思う。私は永遠にLe Souffle du Nord号を失おうとしている。何度も何度も時間をかけた。損傷から船を安定させることができなかった。艤装はぐにゃぐにゃになり、もはやどのバックステイも残っていない。みんな宙にぶら下がっている。このひどい瞬間の後、有名な岬を回って、私は成し遂げつつあると認識した。満足する信じられない瞬間があった。太陽がニュージーランドの海岸に沿って沈もうとしていた時だ。」
バンディグローブの先頭集団ではレース先頭のArmel Le Cleac'hは、平均20ノット以上の活発な南風が続く間に、この午後14時に24時間で449マイルをだして、Banque Populaire Ⅷ号を今日いい位置に置きました。彼はホーン岬を金曜日の午後に通過すると予想されています。フランス人スキッパーは500マイル以上リードしていますが、2位のイギリス人スキッパーAlex Thomson (Hugo Boss号)は期待した軽風と北と有名なホーン岬の東からの高気圧地帯によってまだ有利になるでしょう。ホーン岬ではLe Creac’hがスビードを落とすだろう一方で12月23日にHugo Boss号は南からの強い風でスピードを戻すでしょう。
5人のスキッパーたちはリーウイン岬の経度で団子状態です。
Fabrice Amedeo (Newest-Matmut号)はバンディグローブの2番目の主要な岬、リーウイン岬を今朝UTC:08:00に通過しました。Alan Roura (La Fabrique号)が彼に4時間遅れで続いています。彼らは5隻のボートの集団をリードしています。彼らはお互いに200マイル以内にいます。数時間のうちに、アイルランド人Enda O'Coineen (Kilcullen Voyager Team Ireland号)が、それからアメリカ人のRich Wilson (Great American Ⅳ号)と最後のフランス人、Eric Bellion (Comme Un Seaul Homme号)が向きを変えるでしょう。
Wilsonは、今コンピュータなしで限られた電子機器でレースをしているアイルランド人から今日30マイル以内にいましたが、彼を捉えたO'CoineenのKilcullen Voyager Team Ireland号の弱々しい明かりを見たと、今日証言しました。アイルランド人スキッパーは目隠しされてレースをしていることで、WilsonはよくO'Coineenが昨晩両艇の相対的な位置をアップデートしていたと言っていました。Rich Wilsonは今日語りました:「私たちはEnda O'CoineenとVHFで長々と話しました。彼は私をつかまえて、コンピュータ、電気、そしてAISに問題が起こった、そして彼は私たちを見ることができません。それから、彼は同じくメインセールの縮帆の仕組みにいくつかの問題を抱えているので、メインセールを1段縮帆したままです。彼はひどい状態で走っています。彼は私にGPSの中継を頼んできました。私はAdrena(航海位置情報システム)で彼を把握して彼が私と相対的にどこにいるのか理解することができました。私のレーダーは彼が後ろから追い抜いた時に彼をつかまえることができませんでした。彼はマストの陰になっていました。2時間を超えて、私たちは数時間を話し込みました。彼は私たちより進んでいました、そして前回の順位報告ではおよそ5マイル後ろで、私の航跡を横切っていました。私は操舵室から出ることができ、数分間の後、かろうじて彼の光をつかまえました。彼は言い根性をしています。そして物事にこだわっていません。同じく彼は信じられない早さで走っています。」
翻訳:Watson Courtier
as of Dec 21 2016.