English Original
SAFRAN号ダメージ、Morgan Lagraviereは棄権に直面
11月24日
今朝遅く、舵に受けたダメージによって、SAFRAN号のスキッパー、Morgan Lagraviereは、チームとパートナーの同意のもと、バンディグローブからの棄権を宣言しました。
今日の午後、彼のチームからの連絡でMorganは説明しました、「自動操縦が心配で私はひどい夜を過ごしました。20-25ノットの風を受け、ボートは制御が不可能になりました。4,5回強い風を受け横倒しになりました。昼間少し仮眠を取っている間に私はボートが何かに乗り上げるのを感じました。外に出ると、風下側の舵がそのつけ根から外れ,その2/3が巻くなっているのを発見しました。何かの漂流物に衝突した結果だとわかりました。
残念ながら、私には、このようなダメージをどう修復すればいいのかわかりませんでした。この冒険でよかったことを思い出したいと思います。18日間このボートに乗っての素晴らしいレースで、その性能は特段に良いものでした。そして私はいつも先頭集団にいました。この単独レースは私に自分自身を今まで以上に見つめなおし、そして人生で何が本当のことなのか、考える機会をくれました。私は私を支えてくれたフアンの方々と、同時に全ての私の技術チームに感謝の念を捧げます。」
Morganは現在、ケープタウンに向けて帆走しています。そこに3日で到着するでしょう。
SAFRANチーム総責任者Philippe Petitcolin は彼の若いスキッパーへの支援に責任を感じていました:「Morganだけではなく、この冒険の間中、この艇を熱烈に応援してくれた皆さんと、Safranのために働いたSafran Sailing Teamはこのことで深い失望感を味わっています。レ・サーブル・ド・オロヌを出航以来、モーガンとSAFRANのコンビは、常にグループの先頭に残って、この挑戦を盛り上げるに十分な働きをしてきました。MorganはSafranの価値に見合う、挑戦者魂と決断力を見せました。グループで働いた全員のおかげで、私はこの困難な瞬間にも彼への支援を続けられます。」
翻訳:Watson Courtier
as of Nov.29 2016.