前走レースはキャンセルされました。(5月20日)
IMOCA60艇たちはカレンシーハウスとスペースコードによって準備されたNew York とVendee (Les Sables d' Olonne)間のレースのスタートに熱く期待を寄せて、次々とアメリカ合衆国に到着しました。
明日21日、船隊はマンハッタンのノースコーブマリーナを目指して、ニューヨークとニューポート間の220マイルの前走レースに出発する予定でした。
しかしながら、ここまでくる大西洋横断はいくつかのボートで事故が出ました。そこでメインイベントに備えてニューポートで彼らに修理の時間を与えるために前走レースはキャンセルになりました。このイベントは全てのチームに取って今年の後半に行われる有名な世界のバンデグローブに対して準備をする大変に重要なイベントです。そして、レースの主催者はキャンセルがすべての課題を解決するための最善の策であると結論付けました。
14名の挑戦者は彼ら自身の計画に沿ってニューヨークに回航する選択肢が与えられています。しかし、彼ら全員はニューヨークのノースケーブマリーナに5月26日の12時までに到着しなければなりません。次の日(27日)にはニューヨーク市当局がハドソン川でIMOCA60船隊の挑戦者たちに対してカレンシーハウス・チャリティレースという素晴らしいショーを用意しています。このチャリティーレースは、優勝者したスッキパーは得た5000ドルを彼らの選んだ慈善事業に寄付しながら、重要な記念碑の自由の女神やガバナーズ島を経由する、ハドソン川を周遊する内海コースで争われます。
12時のレーススタート(日本時間5月27日午前1時)前に、おおよそ11時まで多くの観客はボートがドックを離れるまで見学することができます。チームの興奮の中で、だれもがニューヨークで始まり、そしてオーシャンマスターズが公衆に見せるすべてのことを楽しみにするでしょう。
3人の挑戦者が過去数日でレースから消えました。
Ari Huusela-Flying with Finnair (Finland):
アリ・フーセラ はリチャード・トルッケンのIMOCA60に乗ってNew York-Vendee(Les Salone d' Olonne)を戦うつもりでした。大西洋横断中に頭に重傷を負った後、かろうじて貨物船に救助されました。ボートは今もって修復されておらず、作業は継続中です。
Stephane Le Diraison-Marine Renewable
Energies (France):ステファン・レ・ディレイゾンはボートの出発準備が遅れレーススタートに間に合いませんでした。
Jean-Francois Pellet-Come in Vendee (France):ジーン・フランコイス・ペレットは数値計測が時間内にできずレースに参加することができませんでした。
Translated by Watson Courtier on July 15 2016.