The slow five minute finish.


English Original

Photo:IMOCA OCEAN MASTERS WORLDCHAMPIONSHIP

 

3艇は6月8日朝、低速でそれぞれ5分差で到着する予想。

予想通り、先頭集団の3隻は、大西洋の真ん中にいるあいだは、アクセルに足を載せていましたが、夜中に、ブレーキがドスンとかかりました。もし落差がそんなにひどくなければ、船隊はもう1レース演じることになるでしょう。

 

ビスケー湾に彼らは接近しています。ジェレミエ・ビユー(マイチュレ・コク)セバスチャン・ジョセ(エドモンド・デ・ロスチャイルド)からかろうじてリードを保っています。彼はちょうど南後ろ0.5マイルにいます。(UTC6:30。)北にはアレックス・トムソン(ヒューゴ・ボス)が彼の遅れを半分の24マイルと、半分以上に縮めています。全員平均10ノット以下になっていて、ビユーは6ノットです。彼は今朝ある地点で1.7ノットに下げました。そしてその弱い風も今もって落ちています。ニューヨークバンディ・レースで残ったのはわずか400マイルですが、彼らはフィニシュラインが遠のいて行っているように感じているに違いありません。

 

私たちの航路予想は、彼らはお互い5分以内の差で、ラ・サブレス・デ・オロヌ港へ水曜日の朝に到着するだろうと予測しています。トムソンは未だわずかに北に向かう選択肢を持っています。

 

4位で独航しているポール・メイルハット(SMA)は、距離差を保って広げないようにしようと思っているに違いありません。なぜなら先頭集団に追いつくいい機会を持つことが出来たに違いありませんでしたが、300マイルの差は大きすぎるからです。

 

今全船隊の中では、4隻の別の戦いが起こっています。タンギー・デ・ラモッテ(イニシアティブ・コオウール)は5位を保っています。しかし、日本の白石康次郎(スピリット・オブ・ユーコー)がすぐそばに、そしてアゾレス諸島でのピットインを終えて南にはビンセント・リオウ(PBR)が彼らの航跡を追っています。PBR、2004年~2005年のバンデグローブ優勝者は2隻の後ろ、レース航路上、左に900マイル以上離れて不気味に接近をしています。

 

彼らの後ろには、ジーン・ピレッツ・ディック(セント・ミカエル・ビルバック)、モーガン・ラグラビエール(サフラン)が続いています。

 

そして、ヤン・エリエス(ケグナー・ルセミエ・エスポアール)は初期のダメージの後、再スタートを切る必要があったボートたちのレースの中の彼らのレースで団子状態になっています。彼らは南西から吹く20~25ノットの風の中でそろって滑走しています。しかし、彼らのVMG(実際の風速の中でどれだけ高いスピードを出しているかの数字)は彼らが今よりもさらに南に向かわなければならない中ではそれほど高い数値ではありません。

 

さらに後ろには、同じように厳しさを分け合っているコンラッド・コールマン(100%ナチュラル・エナジー)とピエール・ヘレマ(ノー・ウェイ・バック)がいます。彼らの間には広大な海が拡がっています。ドイツ人ヘレマはコールマンに遅れて回頭しましたが20ノットの風の中で離れていっています。

 

Translated by Watson Courtier on July 15 2016.