NO WAY BACKは暴風を避けてロリアンに避難しました。
6月13日12時ごろ、13位につけていた単独航海のスキッパー、Pieter Heerema の乗る IMOCA60の NO WAY BACKは大西洋横断レース、ニューヨーク・バンディーの終点から55マイルの地点で、レース・コミッティと艇のテクニカルチームの双方から連絡を受け、レ・サブレス・デ・オロネへの進路に向かうのが危険な状態だと告げられました。
オランダ人スキッパー、Heerema は16時ごろレ・サブレス・デ・オロネ港到着すると予想されていました。同じ時刻に暴風を伴った寒冷前線が通過すると思われます。
IMOCA60艇、NO WAY BACKスキッパーがエンジンをかけることを妨げる技術的な問題を抱えています。
もし不可能であると、レ・サブレス・デ・オロネ港の到着予想時刻の状況はタグボートで引く作業が極めて困難になりそうです。
そのため、安全上の理由から、レースコミッティと彼のテクニカルチームの助言によって、 Heerema はロリアンへ向かうことを決定しました。そこへの到着は月曜日の夕方になりそうです。
レースコミッティーはそこに出かけ、彼の到着を待ち構え支援する予定です。
Translated by Watson Courtier as of July 15.2016