バンディグローブ2020への生まれたばかりの大きなステップ

2020年は確実か？

ル・アーブルを出航した13組の内、わずか2組だけが、2020バンディグローブのレースで要求されているすべての資格条件、情熱、艇、スポンサー、プログラムをすでに満たしています。

訳者注：参考資料：

2020年は出るか、出ないか？

ル・アーブルとサルバドール・デ・バイーア間でレース中のIMOCA船隊4隻の中で、2人のスキッパーの一組はバンディグローブ2020への途上にあるります。そして他は、現時点では、レ・サーブル・ド・オロヌでのスタートに立っていません。

Initiatives Coeur号

Tanguy d lamotteはサルバドール・デ・バイーアに到着すれば偉大なバンディグローブとお別れすることになります。彼はアメリカで決めたように、Initiatives-Coeur号を再び彼のTransat Jacques-Vabre ヨットレースの共同スキッパーであるSamantha Daviesに託すことになります。バンディグローブ2008-09で4位でフィニッシュしたヒロイン、そして2012年の失意のディスマスト。今回は彼女の3回目のスタートになります。この艇は3度バンディグローブに出ています。Maitre-CoQ号の旗で、そして2回目は４年前のArmel Le Cleac'h のBanque-Populaire号として。３年でフォイルに慣れ、そして新しいスポンサー、Vinci Energies に支援されて、Daiviesはこの艇に値する挑戦者です。このプログラムとこのレースは彼女の復帰をより感慨深いものにするでしょう。

訳者注：参考資料

St Michel-Virbac号

このレースが艇との最適な別れであるため、Jean-Pierre DickはTransat Jacques-VabreレースでバトンをYann Eliesに渡すために共同スキッパーとして一緒に航海しています。Dickは近年のバンデイグローブの歴史の必要不可欠な一部分です。しかし、バンディグローブから去ろうとしています。大柄のブロンドの男の記録、６位、４位、４位と３回のフィニッシュと、彼が２００８年大会で舵を壊した時の唯一１回の棄権は今もって記録に留められるものです。Yann Eliesは彼の３回目のバンディグローブのスタートラインへ向かうため、Jean-Pierre Dickの帆走レースと開発の会社のAbsolute Dreamer社の支援を受けています。EliesはVirbac社のようなメインのスポンサーを見つけなくてはなりません。Virbacは１７年に及んだスポンサーを降りることを選択しています。しかし、別にJean -Pierre Dickに協力した、蓄積されたスポンサー群は、直近のレースで５位でフィニッシュした、きわめて有能なEliesという、彼の後継者を支援することを了承しています。

訳者注：参考資料

Bureau Vallee ２号

今年のもっとも際立った動きの一つは、2016年バンディグローブで7位に入った、Louis Burton でしょう。彼は今回のレースの優勝者、Armel Le Cleac'hのBanque-Populaire号を購入しました。

このことは、おそらくSaint-Malo(サン・マロ）をベースにしたスキッパーが直接、2020での勝利を真剣に目指す一握り限られたグループの中に掛け上ることを意味する重要な動きでしょう。彼のTransat Jacques-Vabreレースの共同スキッパーであり、彼の人生の伴走者である Servane Escoffier は、再びチームマネージャーとして、2020年にレ・サーブル・ド・オロヌにいることでしょう。

訳者注：参考資料：サン・マロ

La Fabrique 号

Alan Roura は、熱意がほとばしり、活発で、そして上手なセーリングで、2016年レースのアイドルでした。この前の冬の彼の冒険によって魅惑されたパートナーのグループとともに、Alan Roura は再びスイスを代表してスタートラインにつく予定です。彼は彼の予算をはっきり確定させるための３年間があります。彼のこのTrance Jacques-Vabreでの共同スキッパー、Frederic Denis は2024年の大会を目指しています。

2020はおそらく出場する？

次の3人のスキッパーたちは次のバンディグローブの準備をしたように見えます、そしてその共同スキッパー達も出たいと思っています。

Newrest-Pasquier Brioches 号

2016大会で11位になったFabrice Amedeo はすでに2020の練習を始めました。彼は非常にうまくVPLP-Verdier設計の前のNo Way Back号を購入しました。それは直近のバンディグローブで、Peter Heeremaが成功裏に地球一周をした、イタリアで建造された強力なフォイル艇です。彼のイタリア人の共同スキッパー、Giancarlo Pedoteは2020への夢を心に秘めています。このフローレンス出身のレーサーは、ミニ6.50サーキットでレースを始め、それからクラス４０、マルチ５０で頭角を現しました。今現在はIMOCAで初めてのTransatでレースをしています。世界一周レースの予備段階でしょうか？彼の10年来のスポンサーであるPrysmian社は彼を支援したいと思っていますが、彼はどこかの追加スポンサーを必要としています。

Famille Mary-Etamine du Lys 号

1996年製の艇で初めての世界一周を成し遂げて、Romain Attanasioは彼の評価とキャリアを本当に上げました。彼は2020を目指して今までに蓄積した完全にはっきりとしているパートナー達と一緒に走っています。サルバドール・デ・バイーアで彼は現在のIMOCA艇をまだその先の買い手は決まっていませんが、イタリアのバイヤーに手放す予定です。一方で、Attanasioは、Fabrice Amedeo が2016バンディグローブで完走した60フィート艇を手に入れる予定です。AttanasioがこのJaques-Vabreでその艇に注目することはきわめて確実です。また、ミニ6.5、クラス40、それとツール・ド・フランスセーリングの後の論理的な次のステップアップを狙っている、自由形スキーチャンピオンから帆走ヨットのレーサーに鞍替えしたAurelien Ducroz は2020年にスタートラインに立ちたいと思っています。この2回の世界自由形スキーチャンピオンはAttanasioと一緒にレースをしています。彼はRoute du Rhum レースの準備をしています、そしてもし彼がそれを成就できればその先を目指しています。

訳者注：参考資料：Aurelien Ducroz

Malizia Ⅱ号

Boris Herrmann はこの前の6月、モナコヨットクラブの旗を揚げた60フィート艇のMalizia Ⅱ号のスキッパーになりました。およそ4年のプログラムはこのドイツ人の2回世界を回ったレーサーがVPLP-Verdier設計のフォイル艇の性能を完全に引きだす事を手助けするために用意されました。この艇はSebastien Josse がバンディグローブでオーストラリアの南方で棄権する前に航海した艇です。Herrmann の共同スキッパーはThomas Ruyant です。不幸でしたがまぎれもない2016大会の英雄です。彼は艇がほとんど2つに折れて後、ニュージーランドで棄権しました。Ruyant は2020にレースで再起を果たすことを非常に固く決心しています。

2020年はおそらく出る、、おそらく。

次の3隻の内の2人のクルーメンバーは2020でスタートすることを望んでいます。

SMA号

Paul Meilhatは次のRoute du Rhumレースを目標にしているのですが、なお彼のスポンサーの長くかかっている決定を待ち続けています。彼のTransat Jacques-Vabreレースの共同スキッパー、Gwenole Gahinet はバンディグローブに挑戦したいという願望を隠そうとはしていません。この二人の友達同士は二人とも陸でも海でも仲がよいのですが、前に向かう一緒の計画では意見が分かれています。

Des voiles et vous !号

ここには、二人のタフな挑戦者が偉大な艇に乗っています。かつてのSafran 号です。それは今は、Roland Jourdain のレース会社、Kairos によって所有されています。二人のうち一人はMorgan Lagraviere で、彼は主な役目を担っているが、しかし、まだスポンサーを探さなければならない立場です。もう一人、Eric Peronは同じくバンディグローブに出たいと思っています、そしてパートナーのクラブ、Be One Teamによってサポートされています。このFigaroレーサーは願望を持ち続けています。

訳者注：Kairos社：Roland Jourdainは Vendee Globe 2004-05, 2008-09に出場したこともあるヨットマン

Bastide Otio号

粘り強いK? そうです、Kito de Pavant は明らかに粘り強いのです。彼は今、感情と理屈の間（はざま）にいます。彼は3回失敗して終わったバンディグローブを最終的にはフィニッシュしたいと思っています。しかし、彼は自分でスタートするのでしょうか？またはこのプロジェクトでスキッパーを連れてくるのでしょうか？来たるべき月日がおそらく答えを示してくれるでしょう。一方で、De Pavant は現在彼のスポンサーの旗のもとで帆走しています。しかし、艇、かつてのInitiatives-Coeur号の上にはYannick Bestaven が次のバンディグローブのために乗っています。彼もまたスポンサーを必要としています。

2020年はおそらく無理？

2隻の艇では、唯一1名のスキッパーがIMOCA艇で世界一周をしたいと思っています。

Generali 号

この艇に乗っているのは、1992-93年のバンディグローブの優勝者、Alain Gautier から購入したIsabelle Joschke です。彼女は2020に向けて準備をしています。スポンサー、Generrail はレースから降りるでしょう。したがって、彼女は新しいスポンサーを見つけなければなりません。彼女のチームメイト、Pierre Brasseur はトリマランレースに行きたいと思っていることを認めています。

Vivo a Beira 号

この艇の所有者でアマチュア外洋レーサーのPierre Lacazeは大西洋横断のRoute du Rhum 2018レースに出ることに彼自身を向けています。個人的には彼はバンディグローブで完走しようとは思っていません。しかし、彼の共同スキッパーでコーチのYoann Richommeは違います。

そしてまとめると

次の彼らはTransat Jacques-Vabreﾚｰｽに参加し、2020年10月の末にオロヌ港にいるでしょう。

Arnaud Boissieres, Manuel Cousin, Samantha Davies, Louis Burton, Fabrice Amedeo, Romain Attanasio, Boris Herrmann, Alan Roura.(8名）

次の彼らは艇を持っていますが、2020年にレ・サーブル・ド・オロヌにいるためには、まだパートナーを見つけなくていません。

Yann Elies, Isabelle Joschke, Yannick Bestaven, Morgan Lagraviere.

以下の彼らは参加したいと思っていますが、まだなにも決まっていません。

Yoann Richomme, Thomas Ruyant, Giancarlo Pedote, Eric Peron.

翻訳：Watson Courtier

as of Nov.17 2017.